第7期北陸プロリーグ最終節結果報告
12月22日(日)に第7期北陸プロリーグ最終節が行われました。
今節でAリーグは決勝進出者、降級、入れ替え戦者、Bリーグは昇級、入れ替え戦者が決まります。
Aリーグを勝ち抜いて決勝進出を決めたのは以下の4名です。
左から
1位通過 木戸 僚之
2位通過 浦田 豊人
3位通過 里木 祐介
4位通過 後藤 正博
Aリーグの対局中様子↓↓
岡田(写真左)と女流の安城プロ(写真右)
第2期優勝の木戸(写真左)と第1期優勝の後藤(写真右)
第4期優勝の里木(写真左)と浦田(写真右)
獅坂(写真左)と前期優勝の志多木(写真右)
Aリーグ最終結果はこちら↓↓
決勝進出を決めた四名に
①決勝戦進出を確信した時の気持ち
②決勝戦ではだれをマークするか
③視聴者の方々に向けて一言
の3点をお聞きしました。
木戸 僚之
①決勝戦進出を確信した時の気持ち
最終節は卓内4位にならない事を意識しました。
最低でもポイントを+90前後に抑える事で、ほぼ決勝が見える為出来るだけ局消化を心掛けました。
②決勝戦ではだれをマークするか
決勝戦は最低限離され過ぎない位置を意識するので、1期優勝された後藤さんをマークしたいと思います。
客観的に僕はマークされづらい(スタイル的に)と思っています。
③視聴者の方々に向けて一言
視聴者の方々や応援してくれる方々に良い麻雀を見せて優勝したいと思いますので応援宜しくお願いします!」
浦田 豊人
①決勝戦進出を確信した時の気持ち
予選最終節の二回戦終了した時点で
里木+1.8p
木戸+1.2p
後藤▲1.0p
浦田▲2.0p
四人とも誰も大荒れな展開を望んでいないのではと思っていたが、このポイントを見てそれを確信。同時に勝利も確信した。
先ずは喜びよりホッとした気持ちの方が強かった。
②決勝戦ではだれをマークするか
一回戦は後藤をマークします。
決勝戦メンバーでは一番爆発力のある打ち手なので、一回戦トップを取らせると、二回戦以降もやっかいなので、走らせないように努めたいと思います。
二回戦・三回戦は木戸か里木のどちらか沈んだ方をマークします。
二人とも沈んでからのリカバリー力が半端なく鋭いので、一回戦で沈んだどちらかのカウンターパンチを喰らわないように集中します。特にダマテンに気を配りたいと思います。
③視聴者の方々に向けて一言
今回は金曜日の17時30分スタートと、皆様に視聴して頂きやすい時間帯に開催される事となりました。
「視聴していて楽しかったー!。」と言って頂けるような対局を心掛けたいと思っております。その上で今度こそキッチリ優勝したいと思いますので、当日は是非ともご視聴の程、宜しくお願い致します。
里木 祐介
①決勝戦進出を確信した時の気持ち
最終節1戦目のラス前30000点持ちから親の後藤さんの仕掛けをかいくぐって5200あがってそのままトップを取れてかなり決勝進出が近づいた時
②決勝戦ではだれをマークするか
マークとかは無いけど同世代の木戸ちゃんには負けたくないな
③視聴者の方々に向けて一言
3年ぶりの夏目坂なんですが3年前より成熟した麻雀をお見せします🀄
後藤 正博
①決勝戦進出を確信した時の気持ち
他の卓が終了するまでは確信が持てなかった。
②決勝戦ではだれをマークするか
全員マークだよね
③視聴者の方々に向けて一言
最終局までワクワクするような決勝戦にしたいですね。
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・梅本の感想
個人的に楽しみな4人になりました。
優勝経験のある後藤プロ、木戸プロ、里木プロに対するは三度目の決勝、三度目の正直で優勝を狙う浦田支部長。
実績のある4選手が出揃ったので優勝予想しにくいなと思いながら記事を書いています。
各選手に対する梅本の勝手なイメージは
・木戸プロ
Aリーグに入ってから対戦回数が増えた選手で全てにおいて安定。
思考時間が短く癖も少ないので非常にやりにくい上に公式ルールだけでなく他のルールにも精通していて引き出しの数が尋常じゃないです。
対局後にアドバイスを頂いてるんですが何も言い返せず毎回論破されています。
自分が公式ルールを勉強したら尚更強さが分かった選手の一人。
・浦田支部長
対局した中でリーチ、ダマテン含めて本当にロンアガリした記憶がないので言うなれば守りの化身。
ダマテンや「邪道戦法※注」の使い手なので何回も痛い目にあわされました。
※(注、支部長執筆の中級講座内から表現を拝借)
「態勢論」も使ってくるので整ったときは一転してゴリゴリの攻め麻雀になるので手が付けれないです。
元A1選手との格の差を見せつけられた1年になりました。
・里木プロ
同卓したくない選手ランキング2024上位の選手でなぜかというと何回勝負手潰すんですか?ってくらい潰されてます。
局消化が抜群に上手くて残り何局で何点差縮めないとって考えてたらあっという間に半荘が終わってます。そのくらいスピード感のある選手で言うなれば「里木エンジン」搭載ですね。
ノッてる時のトップスピードは支部随一かなと。
・後藤プロ
「喧嘩麻雀」
ほんとにこの通りでバッチバチの麻雀を打つ選手で、追っかけられて放銃した時は大体1万点棒が飛んでいきますし、ニコニコしながら無筋切り飛ばしてアガリをかっさらっていきます。
梅本がプロ入りたての頃、後ろ見させていただいたときに10万点近いトップとってて凄いよりも恐怖が勝っていました。
以上の四名が夏目坂スタジオでぶつかります。
楽しみすぎて対局日まで眠れないくらい楽しみにしています。
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続いてはBリーグ
対局中の様子↓↓
小林(写真左)と堂垂(写真右)
女流の月野(写真左)と新人の日水(写真右)
ダブル桜蕾の宮成(写真左)と若手の山田(写真右)
新保(写真左)と宮川(写真右)
新保プロは帝陸戦で役満をアガり、プロリーグでもアガっていました。
被害にあったのは宮川プロです。
最終結果はこちら↓↓
昇級を決めたのは山田・如月の両名
如月(写真左)・山田(写真右)
Bリーグで培った力をAリーグで見せつけることが出来るのか?
若手の二人の今後に注目したいですね!
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・梅本の一年を振り返って
Aリーグの厳しさを知った一年でした。
スコアを伸ばせず爆発した節も無く最終節に至っては一人てんやわんやで安全ポジションから危うく入れ替え戦も見えるポジションへ。
勉強不足を痛感する一年の締めとなりました。
まだまだです。
来期はもっと知識や経験を増やしもっともっと戦えるようになりたいと思います。
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北陸プロリーグ決勝戦は1月24日(金)17時30分からスタートとなります。
皆様是非ご視聴よろしくお願いします。
執筆者 梅本 翔
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