第49期王位戦北陸予選結果報告
10月27日(日)に第49期王位戦北陸予選が行われました。
まずは副支部長の藤本プロからの挨拶がありました。
当日の運営立会人は第6期北陸プロリーグ優勝の志多木 健プロでした。
受付の時から選手一人一人と会話をして司会でも素晴らしいマイクパフォーマンスで会場を盛り上げていました。
他プロ団体からのエントリーもあり一般、プロの計44名で11月23日に行われる王位戦本戦出場の権利(2名)を争奪しあう予選となりました。
最高位戦日本プロ麻雀協会から
・中嶋 紀之 プロ
日本プロ麻雀協会から
・中島 由矩 プロ
挨拶が終わり対局開始
予選の様子↓↓
中嶋プロ(写真左)と第48期王位戦北陸代表の吉田さん(写真右)
梅本(写真左)と中島プロ(写真右)
第31期麻雀マスターズ北陸代表の森田さん(写真左)と第48期王位戦北陸代表の飯田さん(写真右)
第23期麻雀マスターズ決勝進出の中西さん(写真左)と今期決勝進出の奥村さん(写真右)
普段帝陸戦に出場している選手も多く今回の予選に参加されていました↓↓
第27期帝陸戦決勝進出の中谷さん(写真左)と経田さん(写真右)
第48期王位戦北陸予選決勝進出の京田さん(写真左)と守田さん(写真右)
鍵主さん(写真左)と北陸トーナメント決勝進出の為沢さん(写真右)
北陸支部のプロも多く参加していました↓↓
若手の高地プロ(写真左)と第4期北陸プロリーグ優勝の里木プロ(写真右)
北陸プロリーグ決勝常連の藤本プロ(写真左)と若手の中川プロ(写真右)
予選・準決勝と勝ち進んで決勝進出を決めたのは以下の4名
奥村さん(写真左手前)
岡田プロ(写真左奥)
坂口さん(写真右手前)
窪田さん(写真右奥)
予選・準決勝の結果はこちら↓↓
~決勝観戦記~
2人勝ち上がりの決勝戦。
写真通りの並びで起家は奥村さんから東1,2局と大きな動きが無いまま進んでいき試合が動いたのは東3局。
親の窪田さんがダブ東を鳴いて萬子に一気に寄せていき3副露をすると大物手の気配に場に緊張が走る。流局間際にペン七を力強くツモアガり。4000オールで一気に抜け出す。
残り3者は2位を狙う展開へ。
次局先制リーチを打ったのは唯一プロで決勝戦に残った岡田プロ。
奥村さんと坂口さんは迂闊に放銃してしまうと2位争いから脱落してしまうので慎重に受けながら進むも岡田プロの手元にアガリ牌が引き寄せられる。
「2000,4000は2100,4100。」震える岡田プロの手に覚悟と興奮が見られた。
上位2人の並びが出来てしまいこうなってしまうと困るのは奥村さんと坂口さん。
南場に入り全力で追いかけるも二人に連携され局が進んでいく。
奥村さん、坂口さんの親が落ち残り2局。
上二人があと2局何事もなく進めることが出来ると勝ち上がりだがそう上手くいかないのが麻雀というゲーム。
親番の無い坂口さんに逆転の一手が入る。
チャンタ、三色のペン七。東場で窪田さんが引きあがった七と同じ待ちになったことに微かな運命を感じる。
3秒ほどの小考の後、宣言牌が横向きに置かれる。自分以外の3人が萬子を上を序盤から切っており見えている1枚以外は山に眠っていそう、ツモあがった時に勝ち上がりに大きく近づくということでリーチに踏み切った。ツモの一つ一つに力がこもる。しかし数巡後ロンの声。
アガったのは親の窪田さん。非常事態用(親の無い二人から高打点リーチが来た時)に役あり聴牌を組んでおり坂口さんの手を潰すことに成功。点数以上に価値のある1500となった。
次局は坂口さんがオーラス満貫ツモ条件を残すためにリーチ、七対子のアガリ。
オーラスは窪田さんが自らアガって決着となった。
以上の結果から勝ち上がりを決めたのは
・岡田 拓也 プロ(写真左)
・窪田 一彦 さん(写真右)
決勝戦の結果はこちら↓↓
勝ち上がりを決めたお二人にインタビューをしてきました。
岡田プロ
・勝ち上がりが決まった時の気持ち
こういったタイトル戦の地方予選でなかなか勝つことができず悔しい思いや情けない思いをその度に持っていたので、今回勝ち上がりが決まった時は素直にすごく嬉しかったです。
・本戦での意気込み
ようやく自分の打ち方の軸が見つかった気がしていたところで運良く本戦に出場できるので、どこまでいけるのか早く試してみたいです。
とにかくミスをしないように、特にチョンボはしないように集中して本戦を楽しもうと思っています。
窪田さん
・勝ち上がりが決まった時の気持ち
年齢のわりに、まだ勝てるのだなと嬉しく思いました。
・本戦での意気込み
予選では守備重視に終始したので、本戦ではもっと攻めていきたいと思います。
勝ち上がりを決めたお二人は11月23日に行われる王位戦本戦に北陸代表として参加されます。北陸代表として勝ち名のりを上げてきてほしいですね!
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