新人研修リーグ第3節結果報告

11月3日(日)第3節目となる新人研修リーグが金沢市で行われました。

今回は浦田支部長、荒谷プロ、木戸プロの3名が講師となり実践形式4半荘での指導役を務めます。


はじめに、浦田支部長から北陸プロリーグ(Bリーグ)を観戦しての感想2点が述べられる。


1、攻守のバランスや状況判断ついて

浦田「やはり麻雀は押し引きです。攻撃型の人だけどずっと攻撃をしている、

リーチが入ってもリャンシャンテンから参加しているなどが見られました。

競技ルールは参加する局、しない局のメリハリをつけていかなければ点棒がいくらあっても足りません。

時には無謀な押しが勝ちのきっかけとなることもありますが【過程】を大事にして自分の攻撃や守備のスタイルをアレンジしていって欲しい。」


2、ブロック進行、手順について

浦田「牌理や手順がバラバラです。

三三四と持っていて五。もうメンツが出来たと思って三を切ります。

残ったターツに目をやると①②、そのまま手が進んですぐ四が来て三にくっついてたじゃんとなったりして、なにで4面子を作るかまだまだ分かっていない。もっと4面子の作り方というのを叩き込んでほしい。」


この後、北陸トーナメントの盛り上がりと条件計算の大切さにも触れ、新人全員で条件問題を解いた後、対局へと移りました。


対局を指導する様子↓


【今後に活きる指導をする浦田支部長・荒谷・木戸】


【左:日水、左奥:山田、右奥:宮成、右:中川】


【左:如月、左奥:夏野、右奥:岡田、右:小林】


【左:新保、左奥:松井、右奥:宮川、右:高地】


結果はこちら↓


翌日に女流桜花Aリーグ入れ替え戦を控えていた宮成が黒子に続て2位に浮上。

首位から転落したが3位に山田、そのあとを追う中川が4位。

局収支について木戸からアドバイスを受けた日水が4回戦局、⑦⑧ターツを払って萬子の面前清一色をあがりマイナスを大きく減らして6位に留めました。

前節降級ゾーンだった小林、堂垂は今節で抜け出しさらなる浮上を狙う。


執筆者栄田は、ドラの所在と手役の方向性を意識したのがうまくいき、押し引きのバランスを崩さずに局を進めることが出来ました。が、

最終局45,000点持ちオーラス北家の立場から、役牌のドラを1枚抱えての北バックで進行した焦った仕掛けは、

浦田支部長から

立場的に急所ではないところから仕掛けて安易に手を狭めていること、

最終的にドラが残り、あがりも遠のく手組である事をしっかり指導を受けました…。

このことを踏まえて、バックが安易な仕掛けにならないよう、相手の置かれている状況や、相手が進めている手役などをしっかりと判断し手順を正確にしていきたい。


次回は1月12日(日)、いよいよ最終節です。

これまでの研修会で得た事を存分に発揮して1位を目指していきたい。やったんで!


今後も研修中の様子や成績等を随時更新していきます。


執筆者 栄田 勇作

日本プロ麻雀連盟 北陸支部

日本プロ麻雀連盟北陸支部の情報をお伝えします。 リーグ戦情報、選手紹介等のメニューはサイト上部にあります。

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