第27期北陸プロアマリーグ【帝陸戦】最終節結果報告
12月10日(日)に第27期帝陸戦最終節が行われました。
いよいよ迎えた最終節、プレーオフ進出を決めた8人は誰なのか?
まずは対局中の様子から見ていきましょう。
対局中の様子↓↓
第24期帝陸戦優勝の南プロ(写真左)と中川さん(写真右)
第25期帝陸戦優勝の山元さん(写真左)と如月プロ(写真右)
松井プロ(写真左)と首位の宮川さん(写真右)
岡田プロ(写真左)と今井さん(写真右)
最終結果はこちら↓↓
1位通過
宮川 悟さん
・プレーオフ進出が決まった時のお気持ち
「最終節を迎えるにあたり自分への課題はプレーオフはもちろん決勝までを首位で終えること。決勝対局を懐深く戦うためにもリードは保ちたい。」
・プレーオフへの意気込み
「いろんな気持ちが葛藤してますが、今大会は最大のチャンスなので悔いのない対局にしたいです。」
・首位通過を決めたのは宮川さん。マイナスを記録したのは最終節だけで、道中は+100p超えを記録。トータルスコアは圧巻の+200p超えで好調を維持しながらの首位通過となりました。プレーオフでもこの調子で優勝することが出来るのか注目したいです。
2位通過
中谷 徹也さん
・プレーオフ進出が決まった時のお気持ち
「最終節は藤本プロ、栄田プロという強豪が相手だったので相当気合入れないとプレーオフは無理と思っていました。3戦目まではポイントを減らさないよう守備寄りで打っていましたが、プラスできたので、4戦目はプレーオフへ向けポイントを積み重ねようと思い、少し攻撃的な麻雀をしました。今はホッとしています。」
・プレーオフへの意気込み
「決勝進出した第23期の時は初出場で何もできず負けてしまいましたが、連盟公式ルールの勉強や実戦経験を重ねて成長したと思うので、また違う結果が出ると信じて優勝目指して頑張ります。」
・2位でプレーオフ進出を決めたのは中谷さん。23期プレーオフの舞台では悔しい結果となったのでリベンジに燃えており、座学や実践で積んだ経験は今期プレーオフの舞台で発揮出来るのか期待したいです。
3位通過
吉田 健彦さん
・プレーオフ進出が決まった時のお気持ち
「リーグ戦には何度も出場しているのになかなかプレーオフには進めず、26期は9位で悔しい思いもした。最後の半荘まで可能性を信じて打てたのがよかった。」
・プレーオフへの意気込み
「今年はおそらく麻雀を始めて一番勝った年でした。これが偶々だと思われないよう結果を残し、内容も見応えのある麻雀を打ちたい。」
・3位で通過を決めたのは吉田さん。先日行われた王位戦では地方予選を勝ち抜き本戦出場を決める実力を持っている選手です。前期は一歩及ばなかった念願のプレーオフではどのよう闘い方で優勝を目指すのでしょうか。
4位通過
荒谷 誠プロ
・プレーオフ進出が決まった時のお気持ち
「2期ぶりのプレーオフという事で、一定間隔で上位進出が出来ている事に手応えを感じています。特に今期は、失点を抑えて加点を大きく獲る打撃の麻雀が良い形で出せました。」
・プレーオフへの意気込み
「勝ち上がった面々に目を向ければ、この方は残るだろうという方達に加えて、今期は若い力の躍動を感じます。いつもの強豪、そして次の世代の担い手達。どちらにも気後れせず、打撃の雀風を全うして優勝を掴み取りたいと思います。」
・4位通過は「打撃系紳士」こと荒谷プロ。2期ぶりのプレーオフ進出を決めました。
北陸プロリーグでも決勝進出を決めて波に乗っている荒谷プロが「打撃」の麻雀で帝陸戦優勝を飾ることが出来るのか注目したいです。
5位通過
藤本 鉄也プロ
・プレーオフ進出が決まった時のお気持ち
「ポイントに余裕がありプレーオフ自体は逃さないとは思っていました。プレーオフはポイント持ち越しなので、出来れば上乗せしたかったのと、同卓の中谷さんより着順上に行きたかったのですが、どちらも叶わず少し残念ではありました。最終節△9.3だったのですが最低限のことはできたので満足はしています。全卓終了後ポイント確認すると、首位宮川さんの200pオーバーは別格として2~8位が125p~110pと7名が団子状態なのは驚きました。」
・プレーオフへの意気込み
「前述通り団子状態なので、とても緊張感のある対局になると思います。そういうのは嫌いではないのでヒリヒリ感を楽しめるくらいの精神状態で挑みたいと考えています。前期はプレーオフ進出するも決勝を逃したので、今期は是が非でも決勝の椅子に座ります。そして優勝したいと思います。」
・5位通過は藤本プロ。第1節で大きなプラスを記録、持ち前の安定感を存分に発揮し2期連続プレーオフ進出を決めました。宣言通りプレーオフの舞台を楽しみながら決勝の椅子に座り、優勝までたどり着けるのか大注目です。
6位通過
浦田 豊人プロ
プレーオフ進出が決まった時のお気持ち
「今期は開幕戦で100ポイントほど稼ぎ、絶好の首位スタートで、このまま独走するのかな〜と思っておりましたが、2節以降当たる一般の方々が皆さん強すぎて、全くポイントを伸ばす事が出来ませんでした。あらためて北陸の一般参加の方々は本当にレベルが高いな、と感じさせられてしまいました。」
プレーオフへの意気込み
「昨年も決勝に残りましたが、優勝された山元さんの力強さをただ眺めて、3位で終わってしまいました。今年の決勝はしっかりと闘って、第16期以来の優勝を果たしたいと思います。」
・浦田支部長は6位通過でプレーオフ進出を決めました。
猛者中の猛者が勢揃いしたプレーオフを勝ち抜き、2度目の優勝を飾ることで支部長の威厳を保つことが出来るのか。前期の悔しさを胸に優勝を目指します。
7位通過
堂垂 正裕プロ
・プレーオフ進出が決まった時のお気持ち
「いつもギリギリ届かなかったんで嬉しかったです。今回は最終節に結構ポイントをプラスしないといけなかったので、終局したときはすごく達成感がありました。」
・プレーオフへの意気込み
「7位で追いかける立場なので、気持ち的には楽です。なんとか決勝に残って優勝目指します。あと、役満とか出したいです。」
・念願の初プレーオフの舞台に上ったのは7位の堂垂プロ。
かなり苦しい条件でしたが+50.2pを記録し通過を決めました。
プレーオフの舞台では希望通り役満成就なるのでしょうか?
8位通過
岡田 拓也プロ
・プレーオフ進出が決まった時の気持ち
「加点しようとするよりも、無駄な放銃は減らそうと心がけたのが良かったのかなと思います。」
・プレーオフへの意気込み
「8位になんとか滑り込めたのでこの運をうまく活かして決勝へも滑り込みたいと思います。」
・岡田プロは最終節に+41.7pを記録し8位に滑り込みました。
若手の彼がプレーオフの舞台でどのような戦い方を見せ、新しい風を吹かせることが出来るのでしょうか?要注目です。
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・最終節を終えていよいよ8人が出揃いました。
好調を維持し続けた宮川さんが勢いそのままに優勝するのか、アマチュア上位の中谷さん、吉田さんが待ったをかけるのか。
プロと比べても遜色ない実力を持ったアマチュア上位陣がそろい踏みする中でプロの5人が意地で優勝を勝ち取るのかまだまだ分かりません。
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・執筆担当梅本の感想
全5節打ち切った結果今期をかなり荒れたなという印象です。+80~100p超えがチラホラと見かけられ、荒波を乗りこなした選手が上位に残れたと思っています。
どこかの節で勝負をかけてポイントを叩かないと上位に残るのは厳しいなと思いました。さらにプレーオフに残ったとしても決勝戦まではポイント持ち越し(決勝戦は通過順にポイントが付与される)なので序盤からおおまかなプレーオフ通過ボーダーを決めて上位通過を意識して戦っていくことの重大さを学び、また一つ自分の成長につながりました。
プレーオフは1月28日(日)に行われます。
結果や対局中の様子はこちらのサイトより発信してまいります。
執筆者 梅本 翔
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