令和8年度 新人研修リーグ(第一節)
こんにちは、41期生の百瀬あいです。
今年度の新人研修リーグのレポートは、プロ2年目となる41期生が順番に執筆していきます。
よろしくお願いいたします。
令和8年4月26日(日)、令和8年度新人研修リーグ、第一節が開催されました。
新人研修リーグとは、プロ歴3年以内の北陸支部所属プロが、経験豊富な講師陣(浦田・木戸・志多木・里木)の指導の下、プロとしての所作・マナー・技術の向上を図る研修会です。
今期入会の42期生の藍ありさプロ・守田成希プロの2名を加えた、計10名の新人プロが主な受講対象となっています。
※今回、木戸プロは公式対局のため不在。
●浦田支部長あいさつ
「今年度は前年度に比べ、研修リーグの開催が1日程増えています。これは、みんなの技術向上のため、より多く研修を行いたいという思いで増やしています。できれば7~8回などもっとたくさん研修したいとも思っています。時には厳しい指導もあるかもしれませんが、講師陣一同、みんなをもっと強くしたい、みんなに上手くなってもらいたいという気持ちなので、しっかり吸収してください。みなさんこの一年間でたくさん練習し、レベルアップできるようがんばってください!」
●里木プロあいさつ
「今年度から入会した2名をいれて、この一年間みんなでいろいろ研修を行っていきます。
先日のWRC-R北陸支部予選で思ったことですが、僕としては『もったいないな』と感じる場面がけっこうありました。麻雀なので、間違えても勝つ時はあるし、ミスをしてもそのミスが明るみにならないまま勝つ場合もありますが、やっぱりそれじゃあダメなので、レベルアップして、【間違えずにミスなく勝つ】という麻雀を目指してほしいと思います。そうやって、例えば北陸支部予選で勝ち上がって東京に行って、みんなの応援に応えて勝ち上がって…そんな麻雀が打てるように、みんなで勉強していきましょう!」
●志多木プロあいさつ
「研修リーグの案内と同時期に、私がLINEでみなさんへ送ったメッセージには目を通していただけたでしょうか。研修リーグを開催するにあたって、という内容のものです。
メッセージにも書きましたが、麻雀に関しては、各自で日々打ち込み、牌理やルールに沿った打ち方を勉強してください。わからないことがあれば、私を含め講師陣に聞いてもらえれば対応していきます。
今日の研修リーグだけでなく、疑問が出てきた時にはその都度質問してください。聞くことを恥ずかしがらず、自分の考えが合っているかどうかを確認する機会を増やすことが大切です。
そして答え合わせをして、自分の考えが100点ではないにしても『6:4くらいなら自分はこちらを選びたい』という場面もあるでしょう。しかし、8:2や7:3であれば、割合の高い選択肢を選ぶべきだなと自分の考えを修正していくことも必要です。
条件計算は、できれば毎日練習してほしい、自信が無い人は特に。少なくとも研修リーグに参加する前には練習してきてほしい、必ず。
麻雀中のミスや失敗にはさまざまな原因がありますが、条件計算は、いわば足し算・引き算です。勉強しておけば間違えないはずのものです。その間違いによって勝ち上がり条件を変えるとか、勝っている人が負けてしまうなど勝ち負けを逆転させることは、プロとして望ましくありません。
ここからが本題ですが、みなさんはプロです。勝負の厳しさをすでに理解している人もいるでしょうし、これから理解していく人もいると思います。
すべての大会において、勝者は一人です。優勝した人だけが称賛される。厳しい言い方をすれば、私は『優勝にしか意味がない』と思っています。
タイトル戦等で勝ち進んだ時、ここにいるみなさんや大勢の方にコメントやメッセージなどたくさんの応援をいただいていますが、先日の鶯和戦だと『ただベスト8に行っただけ=優勝できず負けている』なので、自分の中ではまだ何も成し遂げていないという感覚です。
負けた時も、今後どう成長するか、自分はどこで優勝できるんだろうという気持ちで日々戦っています。ある程度勝てているのは、その気持ちがあるからだとも思っています。しかし、優勝できない理由を考え、足りない部分を補うことも必要です。
みなさんにとって、この研修リーグは非常に大切な場です。参加しなければいけないから参加するのではなく、一戦一戦きちんと学びながら、『絶対に勝つ』という気持ちで戦ってください。2日連続の大会もありますし、負けた翌日にまた別の対局があることも珍しくありません。どんな時でもメンタルを崩さず、冷静に勝つための打ち方をするには、日々の鍛錬が必要です。
みなさん今年一年頑張っていきましょう!」
◯この1年間の心構え
浦田支部長より、「この一カ月で連盟公式ルールを8半荘以上打った人はどれくらいいますか?」という問いかけがありましたが、該当したのは参加者の3割程度でした。
日本プロ麻雀連盟のプロである以上、公式ルールを打つ回数が足りてない人は反省し、自団体の公式ルールをもっと打たなければならない、とのお話がありました。
さらに、先日の北陸プロリーグのBリーグでは、浦田支部長が残念な光景を目にしました。一人がツモ和了りした際に点数を高めに誤申告し、それに対して他の3人も気づかず点棒を支払っていたそうです。それを見た浦田支部長は『これは今年、教えがいがあるぞ』と感じたとのことでした。
また、麻雀を打ち慣れていなければ牌理も理解できず、基本となる牌理がわからなければ、講師サイドも教えようがありません。『こちらを切ったほうが効率が良いが高打点を狙いたいからこっちを切る』などの説明もできません。なので、せめて回数を打って牌理を勉強するくらいはしてほしいということもお話されていました。
浦田支部長のお言葉
「本で牌理の勉強はできるし、清一色の練習もできます。が、みんなは努力が足りていない。今よりも公式ルールをたくさん打って、麻雀の勉強をして、この一年間でレベルアップし、きちんとプロとしてやっていけるように、日々努力してください。」
◯講義の様子
◯実践
今回の参加者(敬称略)
藍・守田・鈴木・瀧根・百瀬・高地・中川・日水・宮川・文月
・半荘1回のトーナメント戦(上位2人勝ち抜け)を計5回行う
※参加者の時間の都合上、一部黒子を入れて進行。
・5人打ちで行い、抜け番の時に筆記テスト・指導も行う。
・最終局開始前には、各自勝ち上がり条件の計算を行い、それに応じた対局を行う。
◯実践終了・総括
筆者・百瀬は、牌理はもちろん、特にリーチ判断や押し引きが十分にできていないことを、実践を通して痛感しました。
浦田支部長のお話にもあった通り、連盟公式ルールを打つ回数が足りておらず、一発・裏ありのルールではリーチしたくなる場面でも、公式ルールではリーチすべきではないところでリーチしてしまっていました。
また、押し引きに関しても、トーナメント方式の「2人勝ち抜け」に適した戦い方を十分理解できておらず、押して良い手で降りすぎてしまったり、逆にそこまで無理をしなくて良い場面で前に出すぎてしまったりしていました。
個人的には、トーナメント戦でリードしている時に押せなくなる傾向があり、自分でもその状況が苦手だと感じていました。しかし講師陣から、前に出る時の考え方や、安全牌の持ち方について教えてもらって、とても勉強になりました。
今後はこれまで以上に自学を重ね、牌理・条件計算・清一色の待ち当てをミスなくできるよう努めたいと思います。また、公式ルールを打つ回数を増やし、理解を深めながらレベルアップしていきたいと思います。
執筆 百瀬 あい
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